自己実現とは何か?自己実現するとはどういうことでしょうか?
社会的に成功している人たちやお金持ちの人たちこそが、自己実現をしていると言えるのでしょうか?それとも、裕福な生活など度外視して、自分の夢を追っている人たちが自己実現を果たしていると言えるのでしょうか?
自己実現の定義は辞書を見ると、2つの意味で書かれています。
意味1:自己が本来持っている真の絶対的な自我を完全に実現すること。
意味2:自分の目的、理想の実現に向けて努力し、成し遂げること。
上に挙げたような自己実現の意味をもっと簡単にいうと「自分のすべての欲を満たし続けている状態」だと僕は理解しています。
自分の夢を叶えた状態がまさに自己実現でという意味でしょうが、それに加えて自分がやりたいと思うことや、叶えたい夢を存分に”追えている状態”もまた自己実現になると思います。
ただ、自己実現を(達成?)したけれども、幸福ではないケースがあります。
例えば「ミュージシャンになりたいと思いその夢を追求しているが、思うように売れず、ご飯を食べていくことすら厳しい状態」。
確かに、「自分の叶えたい夢を追ってミュージシャンになる」という点では自己実現を果たせているように思えますが、ご飯すらまともに食べられないほどの稼ぎでは、一般的に言う幸せからはほど遠いものですよね。
そもそも、自己実現とは心理学的用語であり、自己実現を考える上で避けては通れないものが、アメリカの心理学者エイブラハムマズローの自己実現理論です。
下のような三角形の図を見たことが一度はあるのではないでしょうか?
上のようなピラミッド図をマズローの欲求5段階説と言います。
このピラミッド図を簡単に説明すると次のようになります。
一番下にある第一階層「生理的欲求」は、食べたい眠たいなど食欲・性欲・睡眠欲などの欲求。
下から二番目にある第二階層「安全の欲求」は、生きていくために安全で安心でいたい、危険を回避したいという欲求。
真ん中にある第三階層「社会的欲求」は。仲間や家族が欲しいなど、集団にいたいという欲求。
上から二番目にある第四階層「承認欲求」は、他人に認められたい、尊敬されたいという欲求。
一番上にある第五階層「自己実現の欲求」は、自分の力を存分に発揮して、「あるべき自分になりたい」という欲求。
この五段階の欲求は下から順番に進んで行くと言われていて、生理的欲求が満たされたらステップアップして安全の欲求が生まれ、安全の欲求が満たされたらステップアップして社会的欲求が生まれて…というように下から順にステップアップしてピラミッドを登って行きます。
つまり自己実現というのは、マズローの理論から言うと、生理的欲求・安全の欲求・社会的欲求・承認欲求が満たされて、やっと満たされ始めるのです。
先ほどのミュージッシャンの例で言うと、音楽活動で思うように稼げていないのですから、「音楽を追求する」という意味では自己実現ができているかもしれませんが、安全の欲求や承認欲求が満たされていないわけです。
だから、本当の自己実現を達成するとは「自分のすべて欲を満たし続けている状態」だと、最初に述べたのです。
ただし、画家や音楽家などの芸術家は少し例外で、「眠たい、お腹がすいたなどの生理的欲求」や「社会に認められたいという承認欲求」などを無視して、自己実現に走ることがよくありますが。
けれど、一般人はこのマズローのピラミッドのように、下から欲求を満たして、最後に自己実現を果たすことが一般的なのです。
何事にも縛られることがなく、人間関係や仕事のことなどで悩むことなく、自分が生きていくことに十分な経済力があって、かつ自分の夢を追っていたり、叶えたりしている状態こそが、自己実現の究極形だと僕は思います。
この自己実現の究極形を現代の日本社会で実現することは、少し難しいことですが…。
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