「学校の勉強って社会に出てから役に立たないよね」

 

ほとんどの人が学生時代に1度はぼやいた言葉じゃないだろうか。

もちろん自分もそんなことを言っていた記憶があります。

 

 

学校の勉強ってホントに役に立つの?

 

結論ですが、僕はわりと役に立ってるんじゃないかなぁと仕事をしながら思います。

 

例えば、仕事で統計を使うときに基本的な数学が使えないとスピーディに処理できないし、学生時代に英語に力を入れた分だけ英語をいかした仕事にかかわれるようになります。

 

 

ちなみに、どこかの記事で見たのですが、社会人になって「学生時代にもっとやっておけばよかった後悔ランキング」の1位は「勉強」でした。

 

やっぱり大人になるとなかなか勉強のための時間がとれないから、時間のあるうちしか勉強に取り組めないんでしょうね。

 

でもそうは言っても

 

「いやいや古典とかどこで役に立つんですか?」

「別に生物とか興味ないですから!」

「微分なんて使うこと一生ないと思います!」

 

と現役受験生なら声を荒げたいでしょう。笑

 

だから正しく言うなら、全部の教科が直接役に立ってるわけじゃないんですね。

 

興味のない科目は手を抜いてもいいか?

 

極論で言うなら手を抜いてもいいと僕は思います。

 

だって興味もなくて、将来その科目を生かした仕事に就きたいと1ミリたりとも思っていないなら、その興味のない科目を勉強している時間はムダでしょう。

 

大学受験に響かない程度に力を抜いてもいいんじゃないですかね。

 

現に僕は興味のない科目は手を抜いてきました。笑

そういう意味では僕は意識低い系受験生でした。

 

 

じゃあ、まじめに勉強することは損なの?

 

と聞かれると、勉強していて損はない、とも思うわけです。

 

色んな教科が得意なら、それだけ大学の選択肢は広がりますし、文系でも数学に強ければ、少し理系よりの職につけたりしますから。

 

だからそういう意味で僕は「勉強とは自分の選択肢を広げる手段」だと思うんですね。

 

「ゼロ」という本で堀江氏が「勉強は親を納得させるための手段だった」というようなことを言っていましたが、まさしくそういう使い方もあると思います。

 

勉強をほったらかして、いきなり音楽活動だったり、起業をすると、親はびっくりして「そんなことしてないで勉強しなさい!」と言います。

 

けれど、ちゃんと勉強して成績を出していれば「いや、やることやって自由なことをやっているだけ」と筋の通った理由を作ることができます。

だから勉強は周りを納得させる手段にもなるわけです。

 

学校の勉強ができるのと社会での成功は関係あるの?

 

次に気になるのは、学校の勉強ができることと社会での成功(お金持ち)になるのには関係があるのか?というところ。

言い換えるなら、学歴が高いと社会で成功できるのか?という感じでしょうか。

 

「学歴が高いことと社会で成功する確率には相関はありそうだけど因果はない」と個人的に思うのです。

 

相関とか因果とかちょっと難しい単語が出てきましたけど、カンタンに言うと、

 

「学歴が高い(勉強ができる)人は社会で成功する傾向があるけど、学歴が高いからといって成功するわけではないよね」

 

ということです。

 

まぁ、こう言ってみると当たり前のことのように感じますけど、社会で成功することやお金持ちになることに学校の勉強なんてあんまり関係ありません。

 

 

例えば、自分の家に2人の営業マンが来たとして…

 

1人はめちゃくちゃ学歴が高くて知識の幅が広い営業マン。

もう1人はめちゃくちゃトークがうまくて商品がどういうものなのかわかりやすく説明してくれる営業マン。

 

どっちがたくさんのお客にたくさんの商品を売ることができるかと考えたら、トークが上手い営業マンのほうが成績がよさそうですよね。

 

だから、別に学校の勉強ができたり、学歴が高かったりすることが、社会での成功に直接繋がるわけではないということです。

 

ここで勘違いしてほしくないのは、学校の勉強や学歴が意味ない、と言っているわけではありません。

学校の勉強が得意で、いい学歴を持っているなら、それを一つの武器や手段にして戦っていけば、より有利に会社でも起業でも結果を出していけるでしょう。

 

要するに、最初にも言ったように、学校の勉強に直接意味があるんじゃなくて、それをどういう手段で使っていくかに意味があるわけです。

 

学校の勉強なんて意味がない!と心から思っている人は、たぶんその人の将来の理想像に学校の勉強というツールが必要ないんだと思います。

こういう場合は、本当に学校の勉強は意味ないかもしれませんね。

 

例えば家が農家でその稼業を継ぐ、となった場合は、学校の勉強より、その稼業の知識や仕事を早くから学んだほうがためになるかもしれません。

 

逆に官僚になりたい、と思うなら、勉強や学歴は官僚になるための手段として必要ですから、まんべんなく勉強していい大学に入る必要があります。

 

勉強を使ってどういう風に自分を磨いていくか、どういう方向に生かしていくか、これを考えて取捨選択できた人が一番成功に近いんじゃないかな、と僕は思います。

 

ちなみに学校の勉強はビジネスではどう役に立つか?

 

自分は一応イチから起業した経験があるので、そういうビジネス的なところに学校の勉強が役に立ったかどうかと聞かれると・・・

 

まったく役に立ちませんでした

 

企業とかになると話は変わるのでしょうが、個人でビジネスをする起業ではびっくりするくらい学校の勉強のような要素はありません。

 

起業家同士であったとしても、「どこの大学出身ですか?」なんて話は出て来たことすらありません。

 

じゃあ、起業する上で何が大切だったのか?

 

個人的にもっとも大切だと感じたのは「集中力」です。

熱中して取り組める集中力はホントに大事。

 

起業ってキラキラして、カフェでMacBook叩いているイメージ(笑)かもしれませんが、実際とても地味です。

ひたすらパソコンの前でリサーチしていたり、自分の足で色んな人に会いに行ったりと、案外地味な作業が多いのです(まぁそれが刺激的で楽しいのですが)。

 

だから、集中力があって体力のある人が結果が出やすい気がします。

 

特に学生のころ、スポーツや自分の趣味(音楽、イラスト、ゲーム、映画、漫画などなどなんでも)に熱中して取り組んでいた人が、そのベクトルをビジネスに向けられると、恐ろしいスピードで結果を出すことがよくあります。

 

たとえビジネスをやっていくなかで学ばなければいけないことがあっても、集中力があれば必要に応じて短期的に知識をつければいいだけの話ですからね。

 

だから、何かに熱中したことがある人は個人で何かビジネスをやるとなったとき、強みになるので、自信を持っていいと思います。

 

これも、集中力をどう生かすか、という勉強の話に近いですね。

 

ちょっと学校の勉強の話からそれましたけど、勉強なんて所詮ツールということが伝われば!

 

それでは今日はこの辺で。
有難うございました!

 

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