今の時代よくよく考えてみると、どうしても足りないものというのはありません。

 

生きていくために必要なライフラインや食料は整っています。知識が欲しければ、ネットで検索すれば必要な知識は見つかるし、本屋に行けば求めている知識が載っている参考書や教科書が山ほどあります。

つまり、人々のニーズは満たされているということ。

 

どうしても必要で、足りないというものは、現時点ではありません。僕たちの欲しいものというのは、ショッピングモールやネットショップで見つかります。(「お金」が足りなくて、欲しいという人はいるかもしれませんが、「お金」は例外として考えてください)

 

だから、ビジネスを成功させようと思ったなら、”人のニーズを満たす”という考え方では、稼ぐことができないのです。考え方を変える必要があるのです。

 

昔はニーズを満たすこと自体がビジネスだった

 

昔はニーズを満たすこと自体がビジネス活動でした。

 

例えば、自動車で考えてみましょう。自動車が社会で必要とされていて、「自動車が欲しいという人」と「自動車の数」が釣り合っていなかった(つまり消費者のニーズを満たしていなかった)から、自動車を作ること自体がビジネスとして成り立つんです。

自動車が欲しいという人がたくさんいて、自動車の数が足りないからを作れば作るほど、自動車会社は儲けることができました。

 

だから、昔はこういった社会のニーズを満たすことができる製造業や工業が強い傾向にありました。

 

ニーズが満たされたら次はマネジメントが重視された

 

そうして、人々のニーズが満たされたら、次はマネジメントが重視されました。

マネジメントというのは、簡単に言ってしまうと、「効率化」と「コストカット」です。

 

先ほどの自動車の例で言うと、人々が自動車を必要として、企業が自動車を造って人々のニーズを満たし始めました。そしたら次は、企業としては、できるだけ効率よく安く自動車を作れると嬉しいわけです。

 

自動車を効率よく安く造ることができれば、企業としては利益が大きくなって万歳。買う側の人たちからしたら、自動車を安く手にいれることができるので、これまた万歳。だから、マネジメントが整備されて、効率化やコストカットが行われると、企業と消費者は両方嬉しいのです。

 

でも、これも今の時代ではほとんど満たされています。

大企業になればなるほど、人々のニーズを満たすものを安く、効率よく造って人々に提供しています。ですから、個人がビジネスを始めて、人々のニーズを満たして稼ぐことはとても難しくなってきました。大企業がニーズを満たしてしまっているからですね。

 

では、どうすれば個人がビジネスで成功することができるのか?

 

ニーズが満たされたならウォンツを探せ

 

それがこの記事のタイトルにあるように、人を満たすもの(ニーズ)を探すのではなく、人が欲しがるもの(ウォンツ)を探すことです。

人が欲しがるものを「ウォンツ(wants)」と言ったりしますが、このウォンツを見つけることができれば、個人でもうまくビジネスで利益を上げることができます。

 

先ほどまで自動車のを例に説明したので、引き続き自動車を例にしますが、安い自動車が社会に出回って、人々のニーズを満たしてしまったとき、次に企業が儲けようとするなら、人々の欲しがるような自動車を造る必要があるんですね。

例えば、燃費がすごく良くてガソリン代が安くすむ自動車とか。これなら、「できるだけ低コストで乗りたい」という消費者のウォンツを突いているので、自動車というニーズを満たしてしまっていても、売れるんです。

 

個人の話で言えば、せっかくなら情報発信で考えてみましょうか。

「痩せる方法」について情報発信をしていきたいと思ったとき、すでにダイエットについて情報発信をしている大手サイトや他の人が必ずいると思います。ダイエットの方法なんて、本屋に行けば知ることもできてしまう。だから、もうすでに「痩せる方法」についてのニーズは満たしてしまっている状態なんです。

 

しかも大抵の人は、がむしゃらに運動して食事制限をすれば痩せるということはある程度みんなわかっているはず。

 

でも、辛い運動や食事制限なしに痩せる方法はあまり知らないのです。しかも、”できるだけ楽に痩せたい”という人々の欲しがるもの(ウォンツ)を満たしている。人はできるだけ楽をしたいと思う生き物ですしね。

だから、「辛い食事制限や運動をほとんどせずに痩せる方法」という形で情報発信をしていけば、かなり強みになるわけです。(もちろん、上のような形で情報発信をしてもある程度の競合というのは存在すると思いますが。)

 

このようにニーズと真っ向勝負しても、すでに強い競合がいるので利益を上げることは難しくなりますが、人々の欲しがるもの(ウォンツ)を見つければ、十分に利益を上げることができるようになります。特にビジネス後発組になればなるほどこれは意識していきたいですね。

 

少し専門的な印象で、難しい話ではありますが、個人でビジネスを進めて行く個人事業主や経営者の立場なら、ぜひ覚えておきたい内容です。

 

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