私たちは非常に恵まれた時代に生まれました。
今の情報化社会では、幸運なことに借金をすることなく、パソコン1台で起業できる時代なのです。
しかし、昔はそう簡単に起業なんてできませんでした。
資源は4つに分けることができる
ビジネスを考えるなら、まずビジネスで取り扱う「資源」というものを理解しておかなければいけません。
資源というのは生産活動の種となるもので、資源を活用してお金を稼ぐことがビジネス活動になります。例えばサービス業場合、会社の主な資源は”人”になります。
サービス業を提供する会社にとって、一番大切なのはサービスを行う従業員で、従業員がいないと会社自体が成り立たないからです。
そのビジネスの種となる資源は主に4つに分類させることができます。
「人」「物」「金」「情報」の4つです。
これまでの人類歴史の中では3つの革命がありました。これらの革命が起きるごとに主役となる資源が移り変わっていきます。
これは教科書に載っているような産業革命などのお話ではなく、時代の読み方のお話です。
人が資源だった狩猟社会
人がまだ狩りをしていたころ、主役だったのは食料を取ってくる力の強い人物です。
動物を狩って食料をたくさん取ってくることができる、力の強い人物が覇権を握っていたのが狩猟社会です。
また、そのような狩りができる人間を束ね、統治するのも巫女やまじない師で、狩猟社会では人を中心に経済が回っていました。
つまり、「人」そのものに価値がある時代ですから、資源と言えば人だったわけです。
物が資源だった農業社会
狩猟社会から、農業革命というものが起きて、農業社会になりました。
この時資源は人から「物」へと移って行きます。
農業を行うのは人ですから人が資源とも言えますが、農業を行うための作業道具や家畜など、資源が人から物へと徐々に移り変わって行きます。
物・金が資源だった工業社会
農業社会から、工業革命が起きて、次は工業社会になりました。これはほんの少し前の時代ですね。1900年代くらいでしょうか。
工業社会では、「物」と「お金」を持っている人が覇権を握り、お金持ちになれる社会でした。
工業施設、資源、資本これらを持っている持っている国・個人がどんどん裕福になる一方で、「物」や「お金」を持っていない人たちはそんな彼らのもとで低賃金で働いたのでした。
工業社会になると、もう人は資源になり得ません。
「物」と「お金」こそが工業社会の資源なのです。自動車・造船・鉄道・航空などが経済の中心にいました。
情報が資源になる情報社会
最後に工業社会から情報革命が起こり、情報社会になりました。
ちょうど僕たちが生きているこの時代が情報社会です。
情報社会では「情報」が資源であり、情報を集め、発信することができる企業・個人こそが覇権を握る時代なのです。
例えば、GoogleやFacebookなどの企業は今の時代絶対的な力を持っています。世界の富豪ランキングでも、トップ10の中の半分くらいは、情報を取り扱った企業の社長です。
個人で言えば、有名ブロガーや有名動画配信者などの影響力は非常に強く、彼らが記事や動画で商品を紹介すれば、テレビ広告よりも商品を効率よく宣伝するこができます。
「情報」が資源となる情報社会の3つメリット
情報革命を通して、情報社会となった今日の社会ですが、情報が資源であることは僕たちにとってもメリットがあります。
メリット1:情報は取り扱いが簡単
情報は「人」「物」「金」と比べて、取り扱いが簡単で動かしやすいというメリットがあります。
例えば、ひと昔前の工業社会だと資源は物と金ですから、個人が動かそうと思っても早々動かせる資源ではありません。大規模な資源ですから。
それに比べて情報は、インターネットに繋がってさえいえれば個人でも簡単に伝達することができます。
だから、そもそも資源として取り扱いやすいのです。情報を中心としたビジネスだと個人でも気軽に挑戦できるわけです。
メリット2:在庫を抱えない
情報には在庫という概念はありません。
「人」「物」「金」という資源はどうしても実態がありますから、上手にビジネスをしていかないと、いつか必ず在庫を抱えることになります。
また、たとえあなたがどれだけビジネスの手腕があったとしても、景気や社会情勢によって在庫を抱えるリスクというものが付きまといます。
しかし、情報は実態がありませんから、在庫という概念がありません。
GoogleやFacebookといった企業に在庫というイメージができないように、情報を主体とするビジネスモデルは在庫を抱えることがないわけです。
だから、情報が資源である情報社会では一個人でも”赤字”というリスクを背負うことなく、ビジネスが行えるというメリットがあります。
メリット3:コストがかからない
ひと昔前の工業社会ではビジネスに挑戦しようとなると、どうしても店舗を構えたり、人を雇ったりする必要がありました。
そして、それらを揃えるためには、数百万〜数千万というお金が必要になったわけです。だから、ビジネスを始めようとするなら、銀行に借り入れにいったり、両親や友人から融資を募ったり、ある意味で借金をする必要がありました。
しかし、情報という資源は、インターネットに繋がったパソコン1台で取り扱えるどころか、生み出すことさえできます。
情報という資源を取り扱ったビジネスは、店舗も土地も必要なく、パソコン1台あるいはスマートフォンでさえ取り扱うことができてしまいます。
さらに、そういったホームページやサイトが、実店舗経営より大きな売り上げを出すことはザラにあります。
情報を資源として取り扱う情報社会では、もはやノーリスク・ノーコストで起業できる時代なのです。
情報社会によって身近になった起業
以上のような情報という資源の「情報は取り扱いがしやすい」「在庫を抱えない」「コストがかからない」というメリットから、今の時代は本当に起業がしやすくなりました。
誰でも、インターネットに繋がったパソコンさえ持っていれば、簡単に利益を上げることができるのですが、その代わり価値を提供する必要があります。
例えば、最近有名になってきたYouTuberと呼ばれる動画配信者がいますが、彼らは動画を通して視聴者に娯楽を提供しています。
だから、娯楽として面白くなかったら当然淘汰されて衰退していってしまいます。
ブログで生計を立てるプロブロガーなどは、自分独自の価値観や考え方をブログを通して情報発信することで、訪問者に新しい考えや目立った考えを提供しています。
このようにどのような形であれ、何らかの情報価値を提供し人を集めることができるので、利益を上げることができるのです。
つまり情報社会は、起業はしやすいが、価値提供競争社会でもあるわけです。
情報という資源を通してどれだけ価値を提供できるか。これこそが情報社会で利益を上げるポイントなのです。
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