ビジネスを教えていると、よくこういうことを言う方がいます。「コピーライティングをまだ勉強していないので、ブログ記事が書けません。」と。
確かに、コピーライティングスキルを身に付けることは重要です。ただ、”コピーライティングスキルを身に付けないと、記事が書けない”、というのは少し違うかな、と思うんです。だから今日は、少しコピーライティングについて、僕の意見を書いていきます。
コピーライティングとは?
簡単に言ってしまうと、「文章を書く技術」のことをコピーライティングと言います。
もちろん狭義の意味で捉えると、商品を広告・宣伝するための文章術をコピーライティングと言うんでしょうが、僕は、文章を書く技術はすべてコピーライティングと認識しています。
誰もが知っているキャッチコピーの例を挙げるとすると、糸井重里氏の作品でしょうか。下のキャッチコピーは、商品を売るためのコピーではないのですが、この一言に映画もののけ姫のすべてが詰まっていますよね…。キャッチコピーは、長い文章のものもあれば、このように短いものもあります。
生きろ。 -もののけ姫-
ちなみに、僕はジブリ作品が好きで、2015年の秋に愛知県で開催された、ジブリの大博覧会に行って来ました。色々と展示してあったのですが、その一部に糸井重里氏の直筆キャッチコピー案の展示もありました。コピーライティングに興味があったので、他の展示作品よりも、そこに釘付けになっていましたね 笑
コピーライティングは学ぶべきか。
コピーライティングを学ぶべきかと問われれば、僕は当然、”はい”と言います。
ネットで情報発信する上で、コピーライティングのスキルを身に付けることは、必須だと僕は思います。まあ、当たり前のことですよね。ネットで情報を発信する手段として、文章がメインですからコピーライティングは身に付けるべきです。
最近、Youtubeなど、動画による情報伝達手段も流行っていますが、これもある意味、コピーライティングスキルが必要です。なぜなら、動画コンテンツ内でコピーライティングを使うこともあるだろうし、動画にユーザーを誘導するタイトルメイキングや説明文などでもコピーライティングスキルが必要となってきますしね。
そういう意味では、インターネットで情報発信をする上では、コピーライティングスキルを身に付けることから逃げられないでしょう。
ただ、コピーライティングスキルが無いからと言って、情報発信することをしり込みしてしまうのは、違うと思います。
誰だって、最初は、上手い文章を書けるはずありません。僕ですら、コピーライティングに関しては、一通り学んだつもりですが、上手い文章を書けているか不安です。自分の考えていることを文章にすることって、思ったより難しいんですよ。
特にブログ記事なんかは、コピーのことを気にせず、ガンガン書くべきです。むしろブログ記事を書きながら、ブログ記事でアウトプットしながら、文章を書くスキルを上昇させていく、くらいのイメージでいいんじゃないでしょうか。このほうが、書く文章量も増えて、確実に成長が早いと思います。書きながら成長する、この考え方を忘れないで下さい。
だから、コピーライティングスキルが無いからと言って、情報発信をためらう必要はありません。むしろ、ためらってしまうことで、せっかくの文章を上達させる機会を失ってしまうことになるので、”もったいない”と思います。だから、「あ、○○について記事を書いてみよう」と思ったら、すぐに文章化して、記事に起こす癖を付けることをオススメします。
そっちのほうが、サイトのコンテンツも増えて、SEO的にもベターですしね。
売れる文章を書くコツ
ただし、売れる文章を書きたいなら、普段の情報発信のようにはいきません。”どうやったら商品が売れるのか”ということをしっかりと考えて、コピーライティングスキルを用いて文章を書く必要があります。
例えば、セールスレターを書く場合なんかですね。セールスレターを書くならば、コピーライティングを意識する必要があるでしょう。一流のコピーライターが書いたセールスレターと、何も考えずに書いたセールスレターでは、売上・成約率が10倍近く異なるなんてザラにあります。
このように、売れる文章を書きたいならコピーライティングスキルが必要あれば、売上は上がるわけです。しかし、セールスレターを書く上で、コピーライティングスキルが必須かと言われれば、僕の意見としては「NO」です。
確かに、セールスレターを書く上で、コピーライティングスキルがあれば、売上は上がるでしょう。これは当然のことです、あるに越したことはありません。ただセールスレターを書く上で大切なのは、”どう伝えるか”よりも”何を伝えるか”なのです。もっとわかりやすく言えば、文章の書き方よりも、文章の内容が重要なのです。
いかに上手い言い回しや、印象の強いキャッチコピーを書いたところで、文章の内容が見込み客にとって興味のないことだったら、本末転倒、そのセールスレターの売上は酷い結果になるでしょう。逆に、たとえ言い回しやキャッチコピーが単純でシンプルなものでも、その内容が見込み客にとって興味があり、心を動かすような内容だったら、商品は売れるのです。
結局、大事なのは文章の内容(中身)。
これを忘れて、文章を書くスキルばかりを追い求めている人が結構います。それでは、ただの自己満足になってしまうかもしれません。それよりも、何を書くか、何を見込み客に伝える必要があるのか、というところをメインに焦点を当ててみましょう。そちらのほうが、売上はほぼ確実上がります。
コピーライティングの最重要ポイント
もし、自分の文章技術に自信がないなら、「シンプルに分かりやすく書く」ということから意識してみましょう。
僕は、コピーライティングで最も大切なことが、この「シンプルに分かりやすく書く」ということだと思っています。これも相手の立場に立って考えてみると当然のことです。そもそも文章の内容が理解できないと、あなたの言っている内容が伝わらないのですから。
だから、初心者の方は「シンプルに分かりやすく書く」ということから意識してみてはどうでしょうか。これを意識しながら、情報発信を続けていると、自然と上手い文章が書けるようになっていますよ。でも、しつこいほど繰り返しますが、結局は文章の内容が大切ですからね。
今日はこの辺で。
PS.
この記事もコピーライティングのことを語っていながら、自分の思っていることを流れるように書いた記事です。つまり、コピーライティングのことなんて意識していません。
でも、ある程度読みやすいでしょう?笑 そうであることを願っています。
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