僕はサイトを運営する上で、以前から、
wpXサーバーというものを利用していました。

 

wpXを選んだ理由は特になく、
色々と訳あってwpXを使っていました。

 

と言うのも、

僕が始めてサーバーを契約する際、友人が、

「せっかくだし俺のアフィリンクから
サーバー契約してよー。」

と言ったので、
リンクの発行をお願いしたところ、

 

友人は間違えて、

wpXサーバーのリンクを送ってきました。

 

僕もそのころは初心者で、知識もなく
よく確認せずに契約をしてしまいました・・・

(後々これが色々と不便を生む)

 

さらに残念なことに僕はサーバーを
1年プランで契約してしまったので、
解約するにはもったいなすぎます。

なので仕方なく契約の更新がくるまで、
wpXサーバーを使うことにしました。

 

そしてこの度、
その1年契約がちょうど終わったので、
wpXからXサーバーへ引っ越すことに。

 

前置きが長くなりましたが、
これから僕が実際に行った移行法や
そのときの注意点などを書いていこうと思います。

wpXサーバーを実際に1年間使った感想

結局、1年間wpXにはお世話になりました。

その実体験からメリット・デメリットを
まとめて書いていこうと思います。

まずは、デメリットから。

 

wpXサーバーのデメリット

wpXサーバーを使った感想ですが、
まず声を大にして言いたいのは、

「Wordpressに特化し過ぎていて、
サイト運営以外には全く使えない」

ということです。

 

自分はWordpress以外にもサーバーを
利用したかったので非常に困りました。

 

僕がぶつかった具体的な制約は、

  • Cronが利用できない
  • キャッシュ系プラグインの動作不良
  • マルチサイトの利用不可
  • ドメインは10個までしか追加できない

という点です。

 

この中でも特に、

  • マルチサイトの利用不可
  • ドメインは10個までしか登録不可

という制約には悩まされました。

 

これはどういう制約か簡単に言うと、
「10サイトまでしか運営できない」ということです。

 

複数サイトを運営したい自分にとって、
この制約は頭を抱えるほどでした。

ちなみに会員サイトを作るシステム、
Cyfons(サイフォンス)もwpXでは利用できません。

 

だから、wpXは、
”本当にWordpressだけを利用する人向け”
のサーバーなんだな、と思いました。

(そもそもそういう目的のサーバー)

 

ここまで、散々wpXサーバーのダメだし?
ばかりをしてしまいましたが、もちろん
良い所もたくさん存在します。

 

wpXサーバーのメリット

まず、Wordpressだけを使いたい人には、
操作や設定がラクで使いやすいと思います。

FTP設定もネームサーバー設定も簡単な印象でした。

 

その他にも、wpXは独自のキャッシュで
自動でサイトを高速化してくれます。

(この機能がキャッシュ系のプラグインと
重なって不具合を起こすみたいです)

また、サイトのバックアップも自動で
行ってくれるので、万が一の事態になっても安心です。

 

まとめると、

  • WordPressの設置が簡単
  • 表示速度や操作が高速で使いやすい
  • 自動でバックアップを行う
  • 大量のアクセスにも耐えうる

というメリットがwpXには存在します。

 

僕が思うに、

「サーバーやサイト運営の初心者」

「Wordpressだけを使いたいブロガー」

だとwpXサーバーを有効活用できて、
お勧めなのでは、と感じました。

 

多機能に渡ってサーバーを利用したい人には、
wpXサーバーはお勧めできません。

wpXからXサーバーへ移転

そして、いざ移転をしようとしたところ、
またここでも問題が。

 

と言うのも、

「Xサーバー⇒wpXサーバー」

移転方法については公式サイトも含め
色々なサイトで解説があるのですが、

 

「wpXサーバー⇒Xサーバー」

についての解説はなかなか見つかりません。

wpXからXサーバーに移転するユーザーは、
なかなかいないのでしょうか。

 

結構探しました。

すると、うっしーさんという方が、

wpXからXサーバーへの移転方法を
すごく丁寧にまとめてくださっていたので

ありがたく参考にさせていただくことに。

 

僕が参考にしたwpXからXサーバーへの
移転方法が丁寧に書かれたブログはこちら↓

参考:wpXサーバーからXSERVERにブログをお引越ししてみた(モテたいくらぶ。)

 

上記の記事を参考にしながら、
サーバー移転作業を開始。

毎回思うけどサーバーやドメインを触る時、
1つのミスでブログが真っ白になったりするので緊張します。

 

本当は、

サーバー移転やドメインを触るときは、
ローカル環境で行ったほうが安全なんですけどね。

 

今回はとにかく早く移転したかったので、
その辺りは妥協して作業を進めました。

 

まずは、元のサーバーデータを
全部バックアップして…

その後、ネームサーバーを変更…

ドメインの移転が完了したら、
最後にデータを移す。

 

移転作業は難なく進みました。

 

ただ、1つだけ問題が。

移転作業によって、
大半の画像データが吹き飛びました。

 

サーバー移転時に画像データが消えた原因

移転作業完了後、
ミスなく移転ができたかなーと、

サイトを確認してみると、
なんと画像データの大半が壊れていました。

 

メディアファイル内の画像データが
壊れて非表示になっていたのです。

これには焦りました。

 

原因を調べてみたところ、どうやら、

「画像のラベルを日本語にしていた」

ことが原因のようです。

 

例えば、

「test.png」というデータを
「テスト.png」のように日本語にしていると

データの移転に失敗するようです。

 

一瞬、これは1からデータを全て
上げなおすしかないのか…。

と頭を抱えました。

 

名前を変更してデータを上げ直すとすると、
これまでの画像URLが変わりリンクの貼り直し作業もする必要があります。

 

過去記事やメルマガ内のリンクまで
リンクを貼り直すと思うと、尋常じゃない時間がかかります。

 

何か良い別の方法がないか考えていると、
FTPから直接データを移せるのでは…?

と、ひらめきました。

 

幸い僕の場合、旧サーバー(wpX)の
データが全て残っていたので、

wpXサーバから画像データだけを
全てダウンロードしてその全てのデータを
直接新しいXサーバーにコピーしました。

(FTPの暗号化がONになっていると
上手くダウンロードできないので注意)

 

とんでもない画像量だったので、
時間こそかかりましたが、無事成功。

画像ファイルも元通りになりました。

サーバー移転時の注意点

実際に移転作業を終えて、
3つほど気をつけたほうがいい点がみつかりました。

 

1. バックアップ

サーバー移転は何があるか分からないので
バックアップは必ずとっておきましょう。

 

僕は「BackWPUp」というプラグインで
バックアップを取るようにしています。

下記サイトでそのプラグインの使い方が
丁寧にまとめてあるので参考に。

参考:BackWPUpで確実にWordpressのバックアップをとる方法(バズ部)

 

ただし、BackWPUpはcronを使うので、
wpXサーバーでは使えません…。

 

2.画像データは英語表記

また、画像データは極力、
「test.png」のように英語表記にすべきです。

日本語だと、今回の僕のように
移転が上手くいかないことがありますので。

 

また、画像リンクを使うとき日本語だと
画像名が長くなってしまいます。

これだとリンクの見た目も悪くなるので、
英語表記のほうがベターだと思います。

 

3.サーバー移転は余裕を持って行う

今回僕は、wpXの契約が切れる
約1ヶ月前に移転作業を開始しました。

 

そのおかげで、データ自体は
wpXにまだ残っています。

 

だから、もし万が一のことがあっても、
wpX内にデータが残っているので、
いつでも復元が可能でした。

 

画像データの件でトラブルが起きても
データ自体はwpXーに残っていたので、
すぐに対応できたわけです。

 

だから、契約期間に余裕を持って、
トラブルがあったときには旧サーバーを
頼れるような状態で移転を行うと安全です。

 

Xサーバーに移転した感想

最後にwpXからXサーバーに移転した感想を。

 

wpXは速度が速いと言われてましたが、
正直Xサーバーとの違いが分かりませんでした。

Xサーバーでも十分に速い。

 

試しに、Page Speed Insightで
計測してみましたが、

速度はほとんどかわりません。

 

おそらくwpXは大量のアクセスが
あったときなどに力を発揮できるのでしょう。

月間アクセスが数万程度だと、
Xサーバーで十分だということが分かりました。

 

唯一体感できる差といえば、
ダッシュボード操作時のスピードです。

wpXのほうがダッシュボードの操作は
スムーズだと感じました。

 

総合評価を下すなら、

マルチサイトやCronの使える
Xサーバーのほうが優秀かも…。

と僕は思います。

 

サイト運営を始めるなら、
Xサーバーをお勧めします。

 

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