WordPressを利用していると、サイトにコンテンツを追加していく方法として、固定ページと投稿の2つの種類があると思います。
おそらく、何となくフィーリングで使い分けをしている方が多いと思うのですが、固定ページと投稿を正しく使い分けることができると、SEO的にも有利になり、検索エンジン上位表示がされやすくなります。
したがって、これからWordpressを利用してウェブ集客を考えているなら、ぜひとも固定ページと投稿の使い分けをマスターすべきです。
僕もつい最近まで、固定ページと投稿の正しい使い分けが明確にできておらず、コンテンツやカテゴリーの階層などを修正する羽目になりました。
幸い、Wordpressでサイトを作ってから日が浅かったので、検索エンジンの評価ダメージはそこまで無かったと思いますが。
WordPress を利用して日数が経つほど、こういった固定ページと投稿の使い分けなどのサイトの大規模修正は、検索エンジンの評価低下に繋がるので、できるだけ早いうちに固定ページと投稿の使い分けをマスターしたほうが良いでしょう。
では、早速解説していきます。
固定ページの5つの特徴
固定ページには主に5つの特徴があります。
- カテゴリーに入れることができない
- (ただし、固定ページ同士で親子関係を作ることができる)
- 作成した日の日付データの表示がされない
- トップページに自動的に表示されることはない
- 最新記事として扱われない
この特徴をまとめると、固定ページは独立したページを作ることに適していると言えます。
独立したページとは、カテゴリーに入らず、関連記事の表示も必要ない、そのページだけ見て欲しいページのことです。
例えば、お問い合わせページは固定ページで作ったほうが適していると思います。
なぜなら、お問い合わせページに関連ページの表示も必要ないでしょうし、カテゴリーに入れるのも何か違和感がありませんか?むしろお問い合わせページの下に関連ページが表示されてしまったら、読者の集中も分散してしまい、マイナス効果でしょう。
このように、他のページと関連付ける必要がなく、カテゴリーに入れる必要もない、独立したページを作るときに利用するものが固定ページになります。
他に具体例を挙げるとしたら、会社概要のページ、アクセスマップ、プロフィールなどが挙げられるでしょう。僕自身、お問い合わせページ、プロフィール、ランディングページなどは固定ページで作成しています。
投稿の5特徴
投稿には5つの特徴があります。
- カテゴリーを設定することができる
- 投稿した日付や更新日などが表示される(テーマによって異なる)
- トップページに自動的に表示される
- 新しく投稿したものは最新記事として扱われる
- コメントや関連ページが記事下に表示される
固定ページと大きく違う点は、投稿で作成した記事は、カテゴリーに入れて分類できるということです。
投稿した記事をカテゴリーに入れることでテーマによっては、記事の文末部分に関連記事やお勧め記事が自動的に表示されたりもします。また、投稿にはコメント機能が付いていたり、SNSボタンが表示されるテーマもありますね。
※設定をすれば、固定ページにもコメントやシェアボタンを付け加えることは可能です。プラグインやテーマによって異なる。
したがって、基本的なブログ記事やコンテンツの作成は、”投稿”が適しています。
投稿によって記事を書くことで、トップページにも自動的に表示されて、最新記事としての扱いも受けることができるので、読者に積極的に記事をアピールすることができます。
また、関連記事が記事の終わり部分に表示されますので、サイトの回遊率を上げ、離脱率を下げることもできるので、基本的には投稿を使ってサイトやブログにコンテンツを追加していきましょう。
固定ページと投稿のSEO的違い
サイトの検索エンジン上位表示を狙うなら、基本的に”投稿”を使って記事を書く・コンテンツを作成したほうがSEO的に有利になるでしょう。
その理由は、”投稿”がカテゴリーに分類できるというところにあります。
以下の図は、サイトの階層構造を簡単に表したものです。
先ほど上で述べたように、投稿はカテゴリーに分類されますが、固定ページはそれぞれ独立して存在します。
ここで注目してほしいのは、カテゴリーにも、カテゴリーAやカテゴリーB、カテゴリーCと言った、カテゴリーページか存在するということです。
僕のサイトで言えば、サイドバーのカテゴリー「コピーライティング」をクリックすると、以下のようなコピーライティングのカテゴリーページが表示されます。
このカテゴリーページは投稿とはまた別のページとして、検索エンジンにインデックスされます。※インデックスとは、簡単に言うと、検索順位の対象となることです。
さらに、カテゴリーに投稿から記事を加えていく度に、このカテゴリーページのSEOはどんどん強くなり、最終的には記事そのものより、このカテゴリーページがパワーを持ちます。
つまり、先ほどの僕のサイトの例で言うと、コピーライティングをいうカテゴリーに、コピーライティングに関する記事を投稿していけば、最終的にコピーライティングのカテゴリーページが強くなり、検索エンジンから高い評価がもらえるということになります。
対して、固定ページだと、基本的に固定ページ単体の力のみなため、カテゴリーページほどSEO上有利に戦えません。
この「投稿を重ねていくと、カテゴリーページがSEOにて有利に働く」という点が、記事やコンテンツの作成は基本的に”投稿”で作成したほうが良いという理由です。
まとめ
したがって、これまでの話をまとめると、検索エンジンからの流入を狙うなら、カテゴリーページのインデックスができる”投稿”を利用して記事を書くべきで、その他の独立したページを作るなら、固定ページで記事を書くほうが言いということです。
ただし、カテゴリー分けが適切にできていないと、カテゴリーページが適切に評価されないので気をつけてください。
その他、お問い合わせページや案内ページ、紹介ページ、ランディングページなどは固定ページを利用して、独立したページを作ったほうが結果的に見やすくなるでしょう。
もし、企業サイトを作るなら、会社案内・事業紹介・アクセスマップ・お問い合わせは固定ページで、イベント・新規事業の告知・お知らせなどは投稿で書いていくと、読者からみても見やすいサイトが作れると思います。
固定ページと投稿の使い分けができていなかったなら、ぜひこの機会に見直してみてください。カテゴリーページのSEO評価は見逃せないくらい強いですよ。
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